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ロロノア氏 犬を飼う 5
某月某日

最後のページをめくり、ゆっくりと文章を読み終え、ぱたんと本を閉じた。

天気のいい午後に、好きな音楽などを聴きながらする読書と言うのもまたいいものだ。
腰掛けていた椅子から立ちあがり、今度は庭を歩いてみようかと視線を外にめぐらせる。

だが、そんな俺の背中にくぐもった唸り声が届く。
先ほどから俺が音楽の代わりに聞いていた鳴き声とは少し違うそれに、俺はつい振り返った。

視線の先に座り込んでいた俺の飼い犬であるサンジは、
俺が振り返った事が嬉しいのか、必死で身体をくねらせながら唸り声を上げる。
そんなサンジの姿も非常に愛らしいのだが、これではサンジに与えた訓練法も意味がない。

「こらサンジ。あまり吼えるなと言っただろう。」

俺が近寄ってそういうと、サンジの瞳はとたんに絶望的な色を浮かべ、
じわりと涙を浮かべたかと思うと、そのままひくひくと泣き出してしまった。
流石にもう限界なのだろうか。
薄いとは言え、本を一冊読むだけの時間が経ったのであるから、仕方がないのかもしれない。

今日は、サンジに「待て」と「無駄吠えをさせない」訓練を課す事にして、
口にはボールギャグ、ペニスにはハーネスを付けてやったのだ。
そして、自分で取ってしまっては意味がないので、前足・後ろ足を縛りつけて、
そのまま、「なるべく吼えず、そして俺の許しがあるまで待て」と命令した。

確かに、サンジは俺の命令通りに必死で声を殺していたようだ。
俺が本を読んでいる間、この部屋の中に響いていたのは、
サンジの尻の中に埋まった尻尾型のバイブの振動音だけだった。
だが、声を殺し足したものの、どれだけ泣いたのか、目の周りははれぼったくなっていて、
口の周りは涎でべとべとだ。
今までに何度もドライオーガニズムで達したらしく、
ペニスの先から流れ出た先走りや、腸液が尻のあたりに溜まり、
まるで小便を漏らしたかのようになっている。

ここまでかと思い、まずは縄を外してやった。その白い肌には、くっきりと痕が残っていている。
サンジは縄を外してやったとたん、まず俺に抱きついてきた。
まだ腕がしびれているだろうに、俺の背中に腕を回してすすり泣く。
その背中をぽんぽんと優しく撫でてやってから、次はボールギャグを外してやる。
涎まみれのそこに、ちゅっとキスをやると、サンジはたまらないという風にため息をついた。
ハァハァと世話しなく荒い息をするサンジのペニスの鈴口につっと指をやると、
ぶるぶるっと全身を痙攣させる。

「いいかサンジ。これから、ハーネスを外してやろう。
だが、すぐにイってはいけない。俺が『よし』と言うまでは耐えるんだ。我慢できるか?」

俺の言葉に、サンジは潤んだ目を向けながら一生懸命に頷く。
鈴口に置いた指をゆっくりとずらしていき、ぱちりと小さな音を立てて、ハーネスを外してやった。
とたんに、じわじわと先ほどよりも多い先走りが出てきたが、
それでもサンジは、自分の前足でペニスを握り絞める事で必死で耐えている。
俺が、最初にした「吼えてはいけない」と言う命令にも、
唇をかみ締める事でなんとか声を出さないでいる。

だが、その噛み締めている唇から少しの血がにじんでいるのを見たとき。
俺はふと、考えを改める気になった。
確かに、無駄吠えが多かったり、長い間待てができないと言うのは躾がなっていないと言われるかもしれない。
しかし、別に俺はサンジを人前に出す気はない。
サンジは、敷地の中で、俺だけに愛されていればいいのだ。
よくある、ペットの大会やコンテストに出る事はないのだから、
少々の事は許してやっても良いのではないだろうか。

少々無駄吠えが過ぎても、俺が家の壁を全て防音にすればいいことだし、
待ての出来ないはしたない身体でも、今こうしてサンジは一生懸命俺の命令に答えようとしている。
それで十分なのではないかと思った。

サンジは、バイブの振動にさいなまれながら、それでも俺の言葉を待って、耐えている。
とても愛とおしい存在だと、改めて思った。

「サンジ」

名を呼ぶと、ほろりとサンジの頬に新たな雫が伝った。
サンジのペニスを握る手に、そっと自分の手を重ねる。

「よし。」

その言葉を聞いた瞬間。
サンジは、切ない鳴き声を上げながら、俺の手のひらの中に射精した。
























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