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俺は、サンジ。若い狐のオスだ。

とはいえ、狐と言っても、ただの獣ではない。
神様からもらった神通力で、いろんな生き物に変化できるという能力を持っている。
(無機物にもなれることはなれるんだが、
昔それで酷い目にあった狸が居るので、以来俺らはあまりやらないようにしている。)

もっとも、神通力があるからといって、=強いというわけでも、
尚且つ偉いと言うわけでもない。
やっていることは、他の獣と一緒だ。

獲物を狩り、木の実を見つけて、日々永らえながら、
パートナーであるメスを見つけて、その胎内に自分の血を引いた子供を孕ませる。
ただ、当然そう上手くもいかないわけで、世の中の大部分のオスたちは、
次代に己の血を残せないまま死んで行く事が多い。

そう言う意味じゃ、まだ年若い俺がパートナーを見つけられたってのはすごい幸運なことだと思う。

でも・・・。

そう、「でも!」
やっぱり、俺はどうにも我慢がならねぇと思うわけだ!

だって、俺は今・・・っ

「ほぉらよっ。我慢しねぇでイっちまいな!俺にその可愛い面見せてみろ。」
「んぁっ、あっ、あぁぁっ!!!あぁぁ〜〜〜〜〜んっ!!!」


・・・・・・・・。

虎のメスに乗っかられて・・・啼かされてるってどうなのよ・・・俺。(恥)










これも幸せの形
「おい、生きてるか?」

ぐったりと巣穴の中に横たわる俺のほほを撫でながら、
虎のメス・・・ゾロはそう言った。

こいつは、ある日突然この森にやってきて、あっさりと王になった。
そして今は・・・どうしてか、この狐である俺の嫁・・・?・・・って事になっているらしい。

本人曰く、俺が神通力のおかげで虎に変化できることだし、問題ない。ってことだったが、
本当にそれで良いのかどうなんだか・・・俺には良くわからない。

ただ、本来狐なんて虎からしてみればただの餌だろうに、
こいつは俺と何べんもセックスする。
まだ出来ちゃいないが、俺の子を産んでもいいって言われた。
今もこうして、俺の髪をなでたり、匂いを嗅いだり、優しく抱き寄せてくれたりしている。

全体的に筋肉質なこいつの身体からは信じられないくらい柔らかな乳房に顔を埋めさせられて、
その感触にうっとりとなって、俺は目を閉じた。

「サンジ・・・」

いつものように忙しく動き回って、餌を見つけたりするのが好きだった俺だが、
二人で見つけたこの巣穴で、こんな風にまったりくつろぐことが多くなってきた。

・・・。
いや、多くなってきたって言うより・・・

「サンジ。俺の可愛い狐・・・。」




・・・ぷちん



「って、ちげえだろおおおおおお!!!!可愛いとか言うな!!!!
どっちかって言うと、それは俺の台詞だろうが!!!!
だぁっ、もううっかりうっとりさせんじゃねぇよ!!!」

俺の叫び声に、ゾロは む。 と口をへの字口にして、
「本当のことだろうが。腰もたたねー癖にナマ言うな。」
とか言われた。
その一言に、俺は一瞬泣きそうになる。

そうなんだ。
こいつとセックスをするたびに、俺は腰が抜けちまって立つことすらままならない。
おかげで、水を浴びるときも、こいつに抱っこされながら滝つぼまで連れて行かれるんだ。

でも、なにがムカつくって、こいつは俺がそうされることでプライドを痛く傷つけられてるって知っているくせに、ニヤニヤしながらそんな俺の表情を楽しんでるってことだ。
それで、いつだかあんまりにも腹が立ったんで、しばらく無視してやったんだが、
そうしたら言うにことかいて

「なんだ、女みてぇに拗ねるんじゃねぇよ。可愛いやつめ。」

とかいいやがった!!!
何が可愛いだアホ!そもそも、女のテメェの言う台詞じゃねぇだろが!!
俺は、あまりにショックを受けたもんだから、そのまんま数時間ぽかんとしたマヌケ面のまま気絶しちまったよ!

「あのなぁ!!可愛いといわれて喜ぶ男がいるか!!!」

だから、俺は今まで何度叫んだかわからない言葉を、もう一度叫ぶ羽目になるわけだ。
オスだったら、普通は「格好いい」とか「逞しい」とか、
そう言われたいに決まってるだろうが!
そりゃ・・・そうりゃぁよぉ。女に上に乗っかられてる男なんか。って、
お前は思ってるだろうけど・・・でも。

「だって仕方がねぇだろう?」

ゾロは、俺にゆっくりと擦り寄ってきながら、髪を撫で匂いをかぐ。

「金の、さらさらな毛も。」
「この変な眉毛も。」
「細身な身体も、いろっぺぇうなじも。」
「ぜんぶ、食っちまいてぇくれぇ可愛い・・・。」

本人としては慰めているつもりなのかもしれない台詞と一緒に、
ちゅうっと胸に吸い付かれて、キスマークを残された。

「はぅっ・・・んっ」

それに思わず声を上げてしまった自分が情けない。
案の定、ゾロは俺の反応に気を良くしてか、ニヤニヤと全然女らしくない笑みを寄越された。

俺は、そんなゾロの視線が悔しくて悔しくて、
でも、俺はどうも感情が高まるとすぐに涙腺が壊れるって言うクセがある。
ここは一丁男らしく叱ってやるべきなんじゃないかって言う場面でも、
かぁっと赤面したかと思うと、そのままぼろぼろ涙がこぼれてきちまうんだ。
いつもだったら、ぺらぺらすき間なく喋れる口も、こういうときは役立たずで、
ひっくひっくしゃくりあげることしか出来なくなる。

「っぅぅ・・・!!・・・お、・・・おれっ・・・はっ・・・」

ゾロはそんな俺を見ると、ぎょっとしてから、慌てて俺の髪を撫でる。

「すっ、すまねぇ!ちょっとからかっただけじゃねぇか。泣くな!」

ちゅっちゅっと、瞳からこぼれる涙を舐めて、
へにゃっと力なく垂れた俺の耳を、立たせるような仕草をした。

「涙目のお前は可愛いけど、悲しませたいわけじゃねぇんだ。」

ゾロは、そういうと、しばらく悩んでから、
緑の髪をぼりぼり掻いてハァっとため息をついた。

「わぁったよ。じゃぁ、俺はどうしたらいい。
俺に、可愛がられるのがイヤなんだったら、
マグロになって寝っころがってりゃよかったのか?」

今度は、俺のほうが む。 と口をへの字にする番だった。
別にそう言うわけじゃない。

ただ・・・タダ俺は。

狩りはお前のほうがでけぇ獲物を持ってこれるし、外敵から身を守る役目もお前、
巣の中を整えて清潔に保つのはどっちかって言うと俺の役目。

・・・なんだか、俺が男である意味がまったくない気がして。

そもそも、メスは次代に生き残れるための、強い男の遺伝子を求めるものだ。
そのはずなのに、なぜかゾロは、そもそも同種ではなくて狐の俺を選んだ。
狐の中ならば、俺は他の野郎どもに負ける気は無いけれど、虎とはそもそも身体のつくりが違う。

でも俺は・・・

そうだ・・・俺は・・・

「お前に強い男として認められたい。」

こんな、ゾロに組み敷かれて足腰立たなくなっているような女々しい俺はいやなんだ。
ただでさえ、俺は狐で、虎のゾロに適わないのに・・・

「このままじゃ、いつか俺はお前に見捨てられるんじゃないかと思って・・・」

それだけはイヤだ。それだけが俺は怖い。



そうゾロに訴えたが、まったくの無言だけが返ってきた。
やっぱり、こういう弱音も女々しいよな・・・と思って、更に悲しくなった。






・・・すると。
いきなりぎむむむむっ!!と抱きしめられて、アバラが軋んだ。
「いででで!!」と喚くと。
「おお、すまねぇ、ちょっと気持ちが高ぶった。」と。むちゅっと頬にキスをされた。

「同じ虎だろうが、女の上に乗っかってへこへこ腰動かしてる野郎だろうが、
それがイコール男らしいってことにはならねぇぜ?
世の中にゃぁ、そんなに真の漢の魂を持っている奴なんてそうはいねぇ。」

そう言って、ゾロはニヤリと笑うと、俺の鼻をピンとはじいた。

「俺は知ってるぜ。俺らの生きるための狩りならともかく、
人間の楽しみのための狩り・・・しかも、雌ばっかり狙うような外道を懲らしめてやったことがあるだろう。」

確かに何度かある。
神通力を使って人間を化かして森から追い返してやったことがあった。
あいつら、オスもメスもどんどん殺すから、下手をすると森の種が絶滅する。
本来俺たちの神通力は、こうやって森の種を守るために与えられたものだ。
もっとも・・・それでも、人間の火を吹く筒はこええから、
自分のためだけにこの力を使う狐が大部分だけど。

「虎の雄でも人間にはビビって手はだせねぇ。
強さってのは、腕力だけじゃねぇだろう?
俺はそんなお前の魂に惚れてんだ。そんなに心配すんなって。」

そして、体に残る幾つかの傷を、つつっと撫でられた。

「お前の名誉の傷だ。」

抱きしめられていたのを、そのままひっくり返されて、
背中の傷を舐められた。
ゾロの、ちょっとザラザラした舌に舐められると、
散々出したのに、また俺のペニスが勃ち上がってくる。

「俺はお前に惚れてるし、愛してる。お前が女々しいとかそんなことは思ったこたねぇ。
ありゃぁ、あくまで言葉のあやだ。傷ついてたんなら悪かった。もう二度といわねぇ。
ただ、普段の生活の中で俺が得意なこととお前が得意なことが違うってだけだろ?
お前は、いろんな果物とかとってくんのうめぇじゃねぇか。魚だってイキが良いのばっかりだ。
そりゃ、俺は肉ばっかり食ってはいるけどよ。美味いと思うぜ?お前が取ってくる奴。」

耳元で、吐息と一緒にそんな囁かないでくれ。
たった、それだけのことなのに、腹の底からぞくぞくっとした感覚が湧き上がってきてしまう。

「とにかく、お前はそのままでいい。そのままのお前がいい。
男だ女だなんて、あんまり気にすんなよ。
俺はよ、そんなお前を、俺の全てを持って愛してぇと思ってるだけだ。
・・・それとも、俺のこういう愛し方は、お前嫌いか?」

ううん、と首を横に振ると。
ゾロは「良かった。」と笑い、
くぃっと後ろから顎をしゃくりあげられて、キスをされた。

その際に、身体の下にある干草がかさりと音を立てる。
きちんと日に干してあるから太陽のにおいがした。

「ちゃんと綺麗な干草を巣に敷いて、いい気分で寝られんのもお前のおかげだな。」

またひっくり返されて、仰向けにされてから、
わしゃわしゃと髪をなでられた。
そういえば、ゾロは俺の髪を触るのが好きだよな、と思う。

「きんきらで綺麗な毛並みに、きんきらでまぶしいお前の心。」

・・・そんな、・・・俺はそんないいもんじゃねぇのに。
そう訴えたけれど、ゾロは首を振って、お前は綺麗だと繰り返した。

「俺はお前を見るたびに、お前を心で感じるたびにたまらなくなる。」

上にのしかかれた状態で、ゾロは俺の首筋に唇を落とした。

本来なら・・・虎にそうされるって言うことは、命を捧げるって言うことに他ならない。
でも、ゾロは俺に対してだけ、それをしないっていうことをもう知っている。
ちくっとした痛みと、赤いマークだけを残して、その唇はいつも離れていくんだ。

「おい、お前虎に化けろよ。
・・・しようぜ、セックス。」

俺のペニスは、さっきもヤったばっかりだというのに
もう天を仰いで滴をこぼしていた。

否定する気も、意味も・・・今はない。
































ゾロに言われるままに、俺は虎に化けた。

虎の逞しい体格、美しい縞模様。
ゾロのそれを見る分には綺麗だなと思うのだけれど、
自分の身体がこうなってるんだなと思うと、ちょっと違和感を感じる。
でも、虎に化けろって、ゾロが言ったって言うことは、
『俺たちの子供を作ろう』って意味に他ならないから、やっぱり嬉しい。
俺、ちゃんと認められてるんだ。

「ゾロ・・・ゾロ、好きだ。」

俺は堂々と大地に立つ、強い獣が好きだった。
そして、その隣に立って、同じ視点でものを見たかった。
俺が望んだのはそれだけ・・・。
だから、さっき、ゾロが言ったように、
ゾロの上にまたがりその身体を征服したいとか、
そんな望みを俺は持っちゃいなかったんだと、なんとなく悟る。


ゾロの金の瞳が、にっと月型に細められた。
いつも思うが、ゾロの目は、メスの瞳でもオスのものでもない。
「王の瞳」と言う言葉がしっくり来るようなそれが、
こんな風に歪むと、さすがに少々怖い。

というか、何を考えているのかわからない所が在るからなぁ、こいつ。

「なぁ、今回はちょっと新しいことしてやるよ。」

・・・ほらきたっ。

「いや・・・俺、いつもので十分だし・・・」
「ハハ、そう不安そうな顔をするな。大丈夫だって。
めいっぱい愛してやる。」

ゾロは軽い笑いで俺の言葉を無視(ひでぇ!)した後、
俺が集めてきた果物の中から、いくつかの実を手にとって、そのままぐしゃりと潰した。

「お、おいなにすんだ。食い物粗末にすんなって!」
「粗末にしてるつもりはねぇよ、ちゃんと使うし、必要なんだ。」
「必要??」
「おう、でねぇと色々不都合があるからな。」

ゾロが潰した実は、油分が多い果実で、果汁がぬるぬるしているヤツだった。
その果汁を俺の肌と自分の肌にたっぷりと塗りたくる。
手足の先、尻尾の先までしっとりと濡れた俺達は、
肌を合わせたまま、じっくりとキスをした。

ぬるぬるした肌をお互いにこすり合わせるだけで、すごく気持ちいい。
俺はすぐに息が切れてしまって、ぽんぽんとゾロの肩を叩いた。
すぐに俺の舌を吸っていたゾロの唇が離れていき、ハァと息をつくことが出来る。
たったこれだけで、俺の頭はぽーっとしてしまうんだ。

「サンジ・・・」

ゾロは、それからすぐに、手を俺の肌に滑らせて、性感帯を弄りだした。
首筋や、わき腹、乳首、指、ひざ裏、足の指すらも、
くすぐったりしゃぶったりして俺を悶えさせる。
しかも、それだけじゃなかった。
その巨乳で、つぅっと身体全体を撫でられたんだ。

「ん、あぁあぁっ!」

やわらかい感触と、ぷちりと硬い乳首の感覚が身体を通っていって、
俺は思わず声を上げた。

「どうだ、気持ちいいか?」
「んっ、うんっ。ゾロ、気持ちイイ・・・。」

でも、それだけじゃ悪いと思って、
ゾロの乳房に手を伸ばして、そろりと揉んでみた。
けれど、すぐに両腕を捕らえられて、めっと叱られる。
おい、俺は子供かよ。

「俺に愛させろって言ったろ?」
「でも、俺だってお前を気持ちよくさせてやりてぇのに・・・」
「んー、気持ちは嬉しいんだけどよ。
そう思ってくれんなら、俺の好きにさせろ。
自分で言うのもなんだが、俺は普通とは違う性癖もってっから、
ノーマルなセックスじゃ、ものたりねぇんだ。」

・・・まぁ、それは今までの経験でわかっているつもりだけどよ。
っていうか、そもそも男を押し倒している時点で、十分変だ。

とは言え、相手がゾロなら、それも許しちゃう俺も変なんだけどさ。

「だから、お前はいつもみてぇに大人しくしてろ。
んで、俺のために可愛い声で啼け。」

ぼすんと、腹の上に乗られた。
ついでに、乳首もつままれて「んっ」と、声を出してしまう。

「じゃ、いくぜぇ。
・・・あぁ、緊張すんな。力抜いてろ。」

優しく頬を撫でられて、唇をぱくっと甘噛みされた。
その間も、ずぅっと綺麗な金の目で見つめられて、またうっとりしてしまい、
無意識に身体の力を抜いた瞬間だった。


ずぷぅっ

「はひっ?!」

今まで、感じたことのない感覚に襲われて、
俺はみっともなく悲鳴を上げた。
恐る恐るゾロを見上げて尋ねる。

「・・・い、・・・いま、・・・なに?を????」
「尻尾。」

ゾロはそれだけ言って、ニヤリと笑った。

「俺だってテメェに突っ込めるんだぜ??」

そこまで言われて、俺はやっと思い立った。
つまり俺は今・・・尻の穴に、ゾロの尻尾を挿れられてる???!!!!

サァーーっと血の気が引いてくるのがわかった。

「いっ、いくらなんでもそれはっ・・・んっ、んんっ!!
な・・・ひっ、ヒィ!!ゾロ!ゾロやめっ!っ、アーーーーー!!!!」

にゅぷにゅぷっと、自分の尻から聞こえてくるだなんて信じたくない音が聞こえてきてしまう。
しかも、ゾロの尻尾がぐりっとナカで動くたびに、
ペニスの奥底にある快感をそのまま揺さぶられるような、強烈な感覚が俺を襲うのだ。

「すげぇな。思ったとおりだ。どんどんはいっちまうなぁ〜。
俺の尻尾ぎりぎりまで挿れてみるか?おい。」

そ、そんな!一体お前の尻尾はどれだけあると思ってんだ!
全部入れたら、大腸なんざ余裕でつっきっちまうよ!

と、そう叫んでやりたかった。
けれど、本当にこいつの尻尾が、俺の中にずぶずぶと休み無く入ってくる!!

「ヤダ!だめっ!!!やめろよぉ!!」

慌てて、ゾロの尻尾を掴み引きずり出そうとしたが、
先ほど使ったぬるぬるする木の実の汁のせいか、手がすっぽ抜ける。
そしてその間にも、どんどん尻尾が俺の最奥を目指すのだ。

「やっ、やっ!!ゾロ!やめっ、やめてっ!腹がっ、腹が破れちまうから!!!」

どうなるのかわからない恐怖に俺は叫ぶしかなかった。
けれど、ゾロはいつものエロイ笑みを浮かべながら、
でもどこか優しい表情をして「大丈夫大丈夫・・・」と、俺の頬を舐めてくる。

そして、情けないことに、それでも勃ちっぱなちの・・・
いや、だからこそ勃っているペニスに自分のそれをあてがい、
いつものように一気に膣内に収められた。

「んああぁぁぁーーーーーーーーー!!!」

尻を尻尾で犯される感触と、ペニスを柔らかくもきついそれで包まれる感触に、
俺は断末魔にも似た叫び声をあげてそのまま射精した。
その瞬間に、思いっきり尻を締め付けてしまったらしく、
ゾロが「きちぃよ、アホ。」と、ちょっとだけ笑った。


そして、ゾロの尻尾はなおも止まらない。
俺がイっている最中も、少しずつ少しずつ進んでくる。

「こぁっ・・・こわい、ぞろぉっ。こわいよっ、やめてっ、ぬいてぇっ!」

自分の身体がどうなってしまうのかわからない恐怖に、
俺は情けないけれども、今俺の全てを支配しているゾロに泣き付いた。

「ん?怖いか?サンジ。」

さらっと左目を覆った髪を撫でられて、俺はうんうんと頷いた。

「わかった、・・・じゃぁ抜いてやる。」

ずるずると前進を進めていた尻尾の動きがぴたりとやんで、俺はほっと力を抜いた。

「でも、一気に・・・な。」

一気に・・・って・・・今どれだけ中に埋没しているのかわからなくて余計に恐怖感が沸いた。

よほど怯えた表情をしていたのだろうか。
ゾロは、捕食者の顔で俺の顔を覗き込みながらなんとも嬉しそうに笑う。

「可愛いぜサンジ・・・お前のその怯えた表情も何もかも俺のもんだ。」

くちゅくちゅと俺の口の中を嘗め回し。
それから、涙を舐め取られ、そっと目玉すらにも舌を這わされた。

ゾロは、尻尾分だけ膨れたような気もする俺の下っ腹をゆるりと撫でると、
「じゃ、いくぜ?」
と、笑い・・・


「っっっーーーーー!!!!
っアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

じゅるるるるっじゅぷっ!!

聞くに堪えない、嫌らしい水音を立てて、
ゾロの尻尾が俺のケツの穴から一気に抜け出た。
しかも、ついでに入り口付近のある部分をちょっと引っかくようにして出てきたものだから、
その衝撃にまたも俺は耐え切れず射精を促されてしまう。

びゅくんびゅくんと背を仰け反らせながら射精する俺の、口の端を舐めてきたゾロは、
また、出て行ったのと同じような突然さで、尻尾を俺のアナルに押し込んできた。

「ヒーーーーー!!ひっ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

イって居る最中に、また尻の穴を犯されて、俺は身を捩りながら暴れまくった。
けれど、ゾロの強い両腕にしっかりと押さえつけられてしまっているので、
この快楽地獄から抜け出すことなんて、到底出来そうにも無かった。

「あーーーー!あぁぁー、ああん、あはっ!っ、あぁーーーーー!」
「たまんねぇ!すげぇ可愛いぜ?サンジ!!」

さっきまでは、出たり入ったりを繰り返していただけの尻尾が、
今度は俺のナカで、うねうねと身を捩り始めた。
いつもそう動くわけのない直腸が、横に引き伸ばされ、蠢き、
爆発しているような快楽がソコに生まれている。

「むりぃっ!むりだっ!!アっそ、そこだめぇ!!だっ、アーーーーーーーーーー!!」

意図的ではなく、前立腺を直接押されることによって反射的に毀れる精液を、
そのまま膣内に搾り取られながら、
俺はだらしなく空きっぱなしになった口から涎をこぼして喘ぎ続けた。

「ヒィっ!!ヒッ!ひぃいああぁぁぁ!!!イクっ、イ、イっ!イクぅ〜〜〜!!!
またっ、またイっちゃうぅ〜〜〜〜〜!!!」

「ハハっ、すげぇぞサンジ。さっきっからイキっぱなしじゃねぇか。
わかるぜ?オレん中でビクビクしてんのがよ。そんなにイイか?おい。」

「あああぁぁっ、あぅっ、あ、あひぃ〜〜〜〜!!ひ、ひ、も、だめえぇぇぇぇっ!」

「ダメじゃねぇよ。気持ちいいんだろ?ほら、もっと遠慮なく出せよ。」

「ひっ、ひぅっ、ヒっ・・・も、も、もぉでね・・・でねぇよぉっ」

「あーん?もっと気張れよ。そんなんじゃ、オレを孕ませることなんかできねぇぜ?」

「やぁ〜〜!も、もうや、やぁ〜〜〜っ。」

「あぁあー、ガキみてぇに泣いちまいやがって。ま、こんな泣き顔も可愛いんだけどな。」

ちゅっちゅっと、そのまぶたにキスをして、
ゾロは俺の顔をその胸に抱いた。

「サンジ・・・愛してる。」

その瞬間、俺の中で「いやだ」とか「やめろ」とか言う否定的な言葉が吹き飛んだ。
もともと、本気で嫌がってたわけじゃないんだ。
そりゃぁ、行き過ぎた快楽は苦しいけれど。
ゾロが俺を愛してくれるためなら何でもしたいって言うのが俺の本音だから。

「ゾロ!ぞろぉ!お、おれも、俺も好き!!!だいっす、きぃ!!!」

そう叫んだと思ったら、一気に頭の中が真っ白になっていった。
あ、俺、またイったのかな?とぼんやり思ったときには、もう意識はそのまま・・・






















ころんと、ひっくり返されたような感じがして、
俺はふと重いまぶたを上げた。

ざりざりと虎特有の舌が俺の毛を舐めている。
どうやら、俺の毛づくろいをしてくれているようだった。

「ゾロ?」
「あぁ、起きたか?すまねぇな、ちょっとはしゃぎすぎた。」

あれでちょっとかよ!と思ったが、黙っておいた。


「しっかし・・・感度良好なテメェはすっげぇイイんだけどよ。
あんまり感じすぎて、集中が解けちまうのが厄介だよなー。
このままじゃ、俺を孕ませることは難しそうだ。」

にやりと、ゾロがいたずらっ子な表情で笑う。
そうだ、そういえば、俺途中から虎の変身が解けてた。
さっきまでゾロと一緒だった長い縞模様の尻尾ではなく、
ふっさりとした金色の、いつもの尻尾が俺の尻についている。
この尻尾は俺の自慢ではあったけど、なんとも情けない気持ちになってしまった。

やっぱり、ダメなのかな・・・と思った。
こんなんじゃ、嫌われちまう、と泣きそうになった俺の髪をゾロは撫でて言った。

「まぁいいか。俺もお前もまだ若けぇしよ。急いでガキ作ることもねぇだろ。
もうちょいこうやって二人っきりで居ようぜ。」

ずぷん

「んぁっ」

ぴちゃ・・・くちゅ・・・じゅぷっ、じゅるっ・・・

「あっ、あぁっ、あぁぁんっ!!」

強い両腕に抱かれたまま、いつの間にか荷忍び寄ってきたゾロの尻尾に貫かれて、
またかよ!もう勘弁してくれ!!!と言う俺の叫び声は、そのまま喘ぎ声に代わってしまった。

「お前もそうはおもわねぇか?愛しい愛しい旦那様。」

ゾロの甘い声が、吐息と共に俺の耳に囁かれる。
そっと、ゾロの手が俺のペニスに絡みつき、嫌らしく扱かれて、
先っぽからたらたらと新しい先走りが溢れ出して来た。

「あんっ、ふぁっ・・・あ・・・あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んvvv」

その間にもゾロの尻尾が俺の中で暴れている。
奥を突いて、ギリギリまで出たかと思ったら、 入り口を巻き込みながらまた奥まで入ってくる。
時々尻尾をくねらせて、中を泡立つまでかき回されると、 俺はもう、どうしようもなくなってしまって、
ただ限りの無い快楽に身をゆだねるしかなかった。
ゾロの言った「もう少しだけ二人っきりで」なんて台詞に、 ちょっと赤くなりながら、うなずいたりして・・・。

ゾロは、俺の尻を犯しながら、抱きしめた俺の耳元ではっきりとこう言った。

「お前は俺のことやること全てを認めてくれる。
こうやって俺がお前に触れて、俺の好きなようにお前を愛することも許してくれてる。
他の野郎じゃこうはいかねぇ。勘弁してくれ、ついていけねぇ、そんなんならよそにいけ。
そんな台詞ばっかりだ。
俺は嫉妬深ぇから、お前がちょっと余所見しただけで怒るし、
力も余ってっからお前がへろへろになるまでいたぶっちまうけどよ。
お前は怒鳴ったり泣いたり文句も言うが俺を見放さねぇだろ?
なぁサンジ・・・お前、俺のことが好きだろう?」

頷いた。

「な?やっぱり、俺の男はお前だけだ。」

ゾロが笑った。

なんだか、ごまかされた気が満々なんだけど・・・
でも・・・いっかぁ〜。
俺は自分からゾロの唇に舌を寄せた。
ぱくんと俺の舌をしゃぶり始めたゾロの、金の瞳を見ながら。
「ん・・・ま、またイっちゃう・・・」
と、呟いて、尻尾をぱさりと振ってみた。

そして、今日も巣穴に俺の喘ぎ声が響き渡る。
これもきっと・・・幸せの形のひとつ・・・vvv


END



サンジ、立派にごまかされてます。(爆死)
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