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ペットショップとは何ぞや
ここは、棒街……いや違う、某街。
某街ってなんじゃいそりゃぁ、とか思われる方もいらっしゃると思われるが。
いやいや、聞いてはいけない。とにかく、某街で納得してくださるとありがたいわけです。

で、この某街。とにかく、物凄い街である。
どこら辺が凄いかといえば、
住人全員セックスだとかそういうのに対して理解がありすぎってこと。
もちろん、他にも凄いことはたくさんあるが。
とりあえず、まず明記するべきはこの特徴であろう。

なんつーか、同姓カップルなんてもはや当たり前。
さらに、セックスの理解云々とか言うものすら凌駕した特徴があり。
どういう因果か、男ですら子供を孕み、
ついでに、女性が男を孕ますなんて暴挙も普通にありうる。

おいおい、小学校や中学校で習った性教育では、女からは精液出ませんし、
男は子供を産めないんですよ。
つーか、女の精液は100歩ほど譲って認めたとして。(認めるのかよ)
男の出産はどこから産むんですか。帝王切開ですか?それともケツ穴ですか?
とか、そんな常識はぽいしてください。
ええもう、ごくごく普通にぽいっと。


とにかく、ここはそういう街。
某街の住人さんたちは、今日もせっせと恋をする。

本気で恋をして、だからこそ喧嘩もしたりして、
仲直りエッチをかませば孕んじゃったりして。



そんな生活を送る住人さん達の中で、ちょいとあるカップルの現状をお話いたしましょう。
いや、特に何の変哲もない。

ただの、馬鹿ホモカッポーのお話ですが……。










いいお天気である。
風は爽やか、心もいい気分。
こんな日は、一人身の場合なられっつナンパであろうが、
相方がいるんなら、れっつデートである。



「出産後は、すっげー忙しかったから、久しぶりのデートだな♪ 」

車の助手席で、眺めていた地図から隣にいる男に視線を移し、金髪の男が笑った。

彼の名前は、……まぁ、想像はつくだろうがサンジという名前だ。
そして、運転席に座る緑髪の男はゾロという。

二人は、結婚して2年ほどした、れっきとした夫婦。
時々、ダーリンvハニィvとか、呼び合っちゃう馬鹿夫婦だ。
去年長男が生まれ、さらに幸せホクホクの真っ只中にいる。


「だな。久しぶりに2人きりだ。」

ゾロは、国道をびゅんびゅんと軽快に飛ばしながら、
あんた誰?と、普段のゾロを知っているものが見たら言いそうなほど、
優しげな表情をサンジに向ける。

「へっへー♪お前と、子供と……家族一緒で過ごす毎日は幸せだけど、
やっぱり2人っきりっていいよな♪クソ楽しみだぜ♪」

「まぁな。子供達はお袋達が預かってくれてるし・・・楽しみだな。」

「おうっ!」

どうやら、本日の予定は、
子供は親に預けて、久々の新婚気分を味わっちゃうんだーいvという感じらしい。

二人が向かおうとしている先は、まぁよくあるテーマパークである。
T○Lとか、富士○ハ○ランドとか、その手の遊園地に行くと思って下さればよろしい。

だが、車は、そのままこの道を一直線〜〜というところで、いきなり道をそれてしまった。

おいおい、まぁた迷子センサーに導かれたのかよ。
まったく、こいつは俺がいないとだめだなぁ……とか、サンジは思ったが。

「・・・ちょっと一箇所よりてー所があるんだけど、いいか?」

と、言い出すもので、どうやら自分の意思らしい。

「ん?まぁいいけど。……どうかしたのか?」

「いや・・・・ちょっとな。買い物をしたい。」

「ふぅん、忘れもんでもしたのか?……でも、カメラとかはちゃんと持ってきたし……。」

最近買ったばかりのデジカメは、かばんの中にしっかり入れた。

「まぁいいや、買うもんがあるならさっさと買っちまおうぜ。」

サンジは、特に深く考えるまでもなくにかっと笑ったが。
なんだか、ゾロが返してくる笑顔は、少し……その、物騒な気がした。

「大事なもん忘れたんだよ」

と、ぽつりと言いながら、更に車を走らせる。
サンジは、少し首を傾げたが、まぁいいか凶悪なツラはいつものことだしと、
再び地図に目を落とした。

……ここで、ごねておけばよかったかもしれないと思うのは、もう少し先のこと。







「・・・・ここだな。」

きっとタイヤを鳴らしつつ止めた場所は、
大きな看板に、ピンク色のペンキで『ペットショップ』と書かれた店であった。

(ペットショップ?)

いったい何を買うというのだろう・・・と、
首をかしげながらゾロの後ろに付いて行ったサンジであったが、
店の中に入った瞬間にその身を硬直させた。


店の中に所狭しと並べられていたのは、
ピンクローター、バイブ、アナルボール、縄、鎖、
ギャグボール、ムチ、ローソク、浣腸、
メイド服、ナース服、軍服、猫耳、エトセトラエトセトラ・・・

いわゆる、大人のおもちゃ専門店とか言うところ。


「っえ……??」

きっと、かわいらしいわんことかにゃんことかが、
迎えてくれるだろうと思いながら入店したサンジは、
ステキに度肝を抜かれて、硬直した。

「……なっなっ…何なんだよ!こんなところに何の用なんだ!
これからどこ行くか理解できてんのかてめぇ!」

これから自分たちが行く場所は、恋人…または、新婚夫婦が手に手を取ってゆく、
健全なテーマパークの筈である。

「もちろんわかってるさ。期間限定のハロウィン祭りに行くんだろ。」

それなのに、あろうことかゾロはしれっとした顔つきで、店の商品を適当に指差して見せるのだ。

「お前どれがいい?」

いやあの、しれっと言うにもほどがありやしませんか?
とか、思う前に、サンジの額に、そりゃぁ見事な青筋が浮かびだした。

「つーかわけわかんねぇボケた事言ってんじゃねぇ!!オロすぞクソ野郎!
ってか本気で買う気だったんか!!」

いくら、お年寄りからお子様まで誰でも来れる様な、まっとうな店ではないにしろ、
一応店内なわけですからお静かに!とか、そういう常識はサンジの頭から吹き飛んだ。

だが、実は結構本気で繰り出した蹴りを、片手であっさり封じ。
ゾロは、いつもと代わらない表情で言った。

「ああ。てめぇにはお仕置きが必要みたいだからな。」

「……え?お仕置き??」

サンジは改めてゾロの顔を見つめた。

先ほどから、いつもと同じような顔をしていると思ったのに、
なんだか、どす黒い感情が浮かんでいることにやっと気がついたのだ。

「そう、お仕置きだ。」

にやりと笑った顔に思わず恐怖し、捕まれた足を振りほどいて、一歩下がった。
しかし、サンジが下がった分だけ、ゾロは一歩ずつその差を詰めなおす。

「てめぇ、2日前何してた?」

「2つ……え?俺、町で買い物して……。」

ゾロはすっと目を細めた。
なんだか、すべてを見通されているようで、サンジは一瞬目を伏せる。

「そんで?」

「そ、そんでって。何が言いてぇんだよ!はっきり言いやがれ!!」

「じゃあ、はっきり聞いてやるよ。お前2日前誰と会ってた?」

「なんだよっ尋問するみてぇな言い方しやがって!
ああ、確かに知り合いと偶然であって、喫茶店で茶を飲んでだべってたさ。
どこで聞いたか見たかしらねぇけど、その言い方はねぇだろ! 」

……嘘ではない。

「ただの知り合いか?俺にはそうは見えなかったけどな。
知り合いにあったならそう言えばいいだろ。今までだってそうだったろ?」

ただ、普通の知り合いと少し違っていたのは、

……その人が『元恋人』であったという事実。





まだ、ゾロと会うずっと前のことだ。

この街で、どう生きていけばいいのかもわからず、ただ、かなわぬ恋に苦しんでいた。
そんな時に、自分の拙い告白を微笑んで了解してくれた日のことを、
サンジは今でも忘れていない。

…結局は、相手を無理に縛りつけようとして、離れていってしまったのだけれど。


久々にあった彼は、あの時のままの笑顔で「結婚おめでとう」と言ってくれたのだ。
それが嬉しくて、懐かしくて……つい、近くの喫茶店に誘った。
『結婚はしていないけど、ずっと好きだったやつと楽しくやっている』という話を聞いて、
ゾロと一緒の時とはまた違った幸福感を感じた。


「何で今回は黙ってた? 」

彼に対しての恋心はまだ残っているか、と聞かれれば。
もちろんNOと答えるだろう。

だが、『元恋人』という事実が、サンジの口を鈍らせたのだ。
ゾロ以外の者に、身体を開いた事があると言う過去をさらけ出すのがつらかった。


「……っっ。あの人とは、そう言う意味で会ってたわけでも、話してたわけでもねぇ。
本当に、偶然町でであって料理の話で盛り上がってただけだ。 」

「ふぅん。お前はそうかもしれねーけど、それを見た俺の気持ちはどうだったと思う? 」

「………………あ。」

言われてやっと気が付いた。
……例えば、今回の立場が逆であったら自分はどうしたであろう。

自分以外の人間と楽しそうに語るゾロを見たとしたら。
そして、それに対して何も言ってくれなかったら。

思わず悲しくなってしまい、胸の奥がぎゅうっと痛みだす。
徐々に視線も下がって、しまいにはうつむいてしまった。

「ま、過ぎた事をいつまでも言う気はねーけどな。」

へなりと、ぐるぐる眉毛をハの字にして、泣きそうな顔のサンジをよそに。
ゾロは、カウンターで何かを購入していた。

店のおやじは、新聞を読みながら、実に器用に生産を済ませている。
商品を受け取ったゾロは、

「オヤジ、便所貸してくれ。」

と、妙なことを聞く。
すると、新聞の端から、指先だけが見え、それがくいっと便所の位置を示した。

「ワリィな。」

ゾロは一言礼を言うと、サンジの手をとって歩き出す。

「ほら、サンジ……」

「……なに、すんだ?」

「言っただろ?お仕置きだよ。」

ぱたんと、便所の個室に入ってから、にやりと物騒な笑みを口元に浮かべ。
サンジは思わずぞっとして、泣きそうな表情になった。

「ゾロ……ま、まさかそれ……。」

「そう。そのまさか。 」

ガサガサと商品の入った袋の中を漁っているゾロを見ながら、
サンジは、このまま気を失ってしまえたらなんて幸せだろうかと思わずにはいられなかった。

「へーこんなんなってんのか・・・今のはすげぇな。」

(嬉しそうな顔すんなぁぁぁぁぁ!!!!!)

心の中で悲鳴をあげつつ、これからどうなるのか、すっげー容易に想像できてつい涙するサンジ。
……でもイヤだともいえなくて震えていることしか出来なかった。

「そんなに震えんなよ。ただ、俺も気持ちも考えろってことだろ?」

ゾロは、サンジのおでこにちゅっとキスを送る。

「ふぅっ…………俺、俺がこの世で一番愛してんのは、てめぇだぞ?! 」

「じゃあ、俺のお仕置きも受けられるよな?
悪いことしたな、って自覚はあるんだろ?」

微妙に鬼畜モードに入っているゾロを見て、サンジは涙目になりつつ、
観念したように目を伏せた。

「……うっ……うぅ……。わか……た。」

結局、惚れた弱みか。
サンジはゾロの言うことに逆らえない。

















狭い個室の中に、やばそうな大人のおもちゃらしきものが袋の中でぶつかり合う音がする。

悪いことしたっつーのはわかるけどよぅ、な、な、何でおれぁこんな格好……え、えぐえぐ。
とか、そんなことを考えながら、サンジは思わず遠い目をする。

まぁ、わからなくもない。狭い個室のトイレの中で、ズボンと下着を膝まで落として……と言う、
そんな中途半端な格好をさせられたまま、ゾロの動向を見守るしかないのだから。

「ハロウィンらしく尻尾付だぜ。
狼男か……いや、犬だな。きっと、似合うぜ…。」

舌なめずりをしながら、サンジの耳に言葉と共に息を吹き込む。
その熱い呼吸に、サンジはその身をぴくりと震わせた。

「い、犬?」

「そうだ、今日一日お前は俺の犬になれ。
よし、サンジ、ケツこっちに向けてみな?」

「う……」

ふるふるしながら後ろを向いて、少しだけ前かがみになる。

「いい子じゃねぇか。これくらいなら慣らさなくても入るだろ?」

尻尾付きのバイブにたっぷりとジェルを塗り、穴にあてがう。
サンジは、これから襲ってくるであろう痛みを予想し「ひっ」と声をあげ、目を硬く瞑った。

「オイ・・そんなに力入れたら入るモンも入んねーだろ。・・・力抜けよ。」

くちゅ……と、ほんの少しだけ、バイブが入ったが。それ以上がなかなか入らない。
仕方がないので、ゾロは、一旦バイブを離し、
指でアナル周辺をほぐすようにしながら、ゆっくりと指を埋めていった。

「んああぁぁぁぁんっっ…っひぐううう!!!!」

ゾロの太い指に、前立腺をなでられ、ぶるっとからだが震える。

そして、ゾロがバイブを差し込んだのは、まさにその痙攣の最中であった。
恐怖で萎えていたサンジのペニスが一気に勃ち上がってくる。

「おい、こんな所で元気になってんじゃねぇよ。」

「あひぅうっ!!ひっうぅ……」

いきなり訪れた、強すぎる衝撃に、自然と眼に涙がたまってしまった。
しかし、ゾロはそんなことはお構いなく、ずぷずぷとバイブを奥へと差し込んでゆく。

「……もう全部入ったぜ?さすがだな。」

「ひゃうぅううううっ……ふ……う…??ぞ…ゾロ??!
なんか、熱いっ、なんか、変だ!」

ただ、バイブを突っ込まれただけでは感じることはない、妙な疼きを尻の奥に感じ、
サンジは悲鳴のような声を上げる。

自分の意思とはまったく別に、つい尻に力が入り、びくっびくっとそれが痙攣する。
そしてそのたびにナカに挿入されたバイブの形がリアルにわかってしまう。

「くす・・ふつーのジェルを買ったつもりだったんだが、
こーゆートコで売ってるやつだからな。媚薬効果でもあんのかもな。」

(き、き、きちんと何が含まれてるかとか、使用上の注意とか、
チェックしてから買えやゴラアアアアアア!!!)

そう、心の底からツッコミたかったサンジだが、
ペニスのあまりの高ぶりに、声も出ない。

「・・っと、次はこっちだな。」

チョンとペニスを突付き、また、ガサガサと袋の中を漁って、
何か革ひもとリングが繋がったものを出す。

「これ、何だかわかるか?」

「それ……革の?………………まさかっ」

大体どんなものか想像できてしまい、さぁっと血が引く。
そして、そんな様子のサンジを見て、ゾロはただ楽しそうに笑った。
こつんと、二つあるリングがぶつかり、高い音が響いた。

「今日のお前は察しがいいな。簡単に済んじゃーお仕置きじゃねぇからな。 」

「やっやめて……それ、それはいやだぁ!!」

「今日だけは聞けないな。」

サンジのペニスを握り、其の革紐を手際よく巻いてゆく。

「ひっ」

「粗相できないようにしっかり結んでやらねーと。」

きつく縛ると、ぎゅうっと革が鳴った。

「ひぃっ。い、イタイ!!ゾロぉっ!」

「痛くなかったらお仕置きじゃねーだろーが。
それに、途中でイかれても困るんだよ。犬のシモの世話は買主の責任だし?」

そう、いわゆる、コックリングと言うものであった。
勃起しているペニスを締め付け、射精できないようにするだけでなく。
さらに、革紐の部分がぷくりとした睾丸を左右に搾り出しているため。
それは、非常にいやらしく見えた。

「これでよしっと・・・いい眺めじゃん。
あーあ。先汁流しちゃって、つれーだろ?ま、当分我慢だな」

サンジは、痛みに身を震わせ、
身の置き場が無いように、うなじまで真っ赤にして、うつむいてしまっていた。

「・・・おい。顔上げろよ、サンジ。」

容赦ない命令にびくっと震えて、それからゆっくりと顔を上げる
……潤んだ目から、一筋涙がこぼれた。

「泣くんじゃねぇよ。」

ちゅっ・・ちゅ・・
と、音を立てながら額と口にキスを送るが、している最中に首輪まで取り付けられ。
もう、サンジは、泣きながら叫んだ。

「んうっふっ……く、首輪まで!!ぞろぉ!!」

しかし、ゾロはそ知らぬ顔でサンジを見下しながら言う。

「そんな顔で言っても迫力ねーよ。
ああ、それと、知ってっか?この首輪とこのハーネス対なんだってよ。
この紐の端とここを・・・ 」

首輪と己のペニスを縛るベルトをつなぐチェーンの先を接続する、
カチッという軽い音が、サンジの耳に絶望的な音として響いた。

「ほら、出来た。」

ねろりとサンジの頬を舐めながら言う。

「気をつけろよ?犬が悪いことしたらお仕置きだぜ。
たとえば・・・」

おもむろに、首輪に繋がった鎖を引っ張る。
当然それは、ペニスに巻かれたベルトも一緒に引っ張り……

「ひぃいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

勃起したペニスを、無理やり縛り付けられ、さらにそれを容赦なく引っ張られる。
ペニスを根元から引っこ抜かれるような激痛が走り、サンジは身も世も無く泣き出した。

「うっうぇっえっ、えうっひっ。」

「いい鳴き声だ。
っと、こっちはどうなんだ?」

ゾロはバイブのリモコンを見せ付けるように持ち、 
それを恐怖に満ちた目で見るサンジを、見てクックッと喉の奥で笑う。

「へぇ。3段階なんだな、これ。どれ?」

カチッと軽い音がして、ブーンと言う機会音が、尻穴の奥から漏れてくる。

「ふっ!!う……ひぁぁぁぁぁ〜〜ん、はひっひっ、やめっ、ぞろっやめてぇ〜〜!!」

サンジは、ぎゅうっとゾロの胸にすがりつくが、ゾロは楽しそうに笑うだけだ。
サンジの腰をしっかりと支えながら、またも、リモコンを弄って見せた。

「おいおい、弱でそれで大丈夫かよ……
じゃあ、中は?」

カチッ 

「あーーーーーー!!やめてっやめてぇえええええ!!
ひぐっいい、いたい!いたいぃいいい!!」

尻の中を犯され、それによってペニスが更に勃起し。
コックリングによって締め付けられるのが耐えがたい苦痛を産む。 

「ほら。そんなに元気にしてるとツレ−だけだぞ。
お。おもしれぇ。尻尾も一緒に動いてやがる。」

さすが尻尾つきバイブと言うところだろうか。
それに付属されている尻尾が、スイッチを入れると、
本物の犬が嬉しそうに尻尾を振るような動きを見せるのである。

「中でこれなら強はどうなんだ?」

カチッ

「いやぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」

がくがくがくがくっと身体がノッキングした。
口の端から涎も出て、頬がびしょぬれになりつつあるが、
しっぽが可愛く振られているさまが非常にシュールだ。 

「へぇ。尻尾カワイーじゃねぇか。でも、これじゃ歩けねぇな。」

そういって、ゾロがまたカチリとリモコンのスイッチを弱に戻す。
其の瞬間に、サンジは腰が抜けたかのようにして下半身の力が抜け倒れこもうとした。

もちろん、ゾロがしっかりと支えたが。
すでに眼が空ろで、息も荒い。

「おい、平気か?全部付けたしそろそろ行くぞ。」

舌で涎を拭いながら頬やら唇やらにキスを与える。

「ひっく…ひっく…はぅぅ…は、は、は……ちゅう、んはっ……え?いく??」

「今日はハロウィン祭りに行くんだろ?違ったか?」

つまり、この状態で、人前で歩けとゾロは強要してきたのだ。
サンジは、もともと白い素肌を更に蒼白にして叫んだ。

「や、やだっやだ!!いやぁ!!」

半ばパニックしたような状況で首を振るが、ゾロはまったく取り合わない。
どころか、ポケットから出した万能ナイフでサンジのズボンの尻に穴を空けたりしながら、
身なりを整えてやる。

「約束は破らねぇぞ。・・・ほら」

ズボンの尻の部分からちゃんと尻尾が覗いているのを満足げに眺め、
肩をグイッと引き寄せてトイレから出された。

当然足元が心もとなく、ふらふらとした足取りであるが、
強引に抱え込まれ、無理やり歩かされた。

尻の中で今も変わらずに震え続けるバイブが、前立腺を叩き。
知らずに声が漏れてしまいそうになったので、サンジは必死で自分の口元を手で覆う。

そして……其の青い眼からは、はらはらと涙が散っていた。










ちなみに……

「オヤジ!便所ありがとうな!!」

ゾロが最後に後ろを振り返りながらそういうと、
柱の影から覗くVサインがみえたりしたのはご愛嬌。

(やぁ、噂通りのいい店だ、また来よう。)

とか、ゾロが思ってたとかそういうことは、多分サンジは知らないほうが幸せなんだろうなぁ。

つ、続くとかいったら怒りますか?(汗)



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